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PRL産生腫瘍か非機能性腺腫か
下垂体腺腫の治療の第一選択は,PRL産生下垂体腺腫は薬物療法(ドパミン作動薬:ブロモクリプチン,テルグリド,カベルゴリン),その他の腫瘍(GH産生下垂体腺腫,非機能性下垂体腺腫など)では手術である.一般的にプロラクチン産生下垂体腺腫のプロラクチン値は200ng/mL以上となる(実際には数千もの高値をとることもある).PRL 34.8ng/mLが下垂体茎圧迫による軽度上昇の範囲
neurology
neurosurgery
国試
HirotoShishido
Klüver-Barrera染色
髄鞘(ミエリン)を青く染色するので,大脳白質は青,皮質と基底核の青みは弱い(髄鞘が少ないため).矢印の部位は大脳の内部にあるので基底核(尾状核,被殻,淡蒼球)に含まれ,側脳室に面しているので尾状核
neurology
国試
HirotoShishido
mutation in spinal and bulbar muscular atrophy
SBMA
Kennedy-Alter-Sung syndrome
XR
アンドロゲン受容体蛋白(X染色体長腕)のポリグルタミン異常伸長
neurology
国試
HirotoShishido
胃腸症状を伴う心筋梗塞
下壁梗塞を疑う
下壁梗塞においては時に迷走神経トーヌスが過剰に亢進することがあり,Bezold―Jarisch reflexとして知られる。迷走神経が緊張すると消化管の蠕動運動は亢進し,高じれば悪心や嘔吐,下痢などの消化器症状を呈することとなる。実際には下壁梗塞の約半数に消化器症状が認められるとする報告もある。
cardiology
卒試
国試
HirotoShishido
Cadmium toxicity
カドミウム
合金製造,メッキ,アルカリ蓄電池製造
・☆腎障害…腎皮質に蓄積(1/3は腎に蓄積)
・近位尿細管の再吸収障害(Fanconi症候群)➡低分子蛋白尿(主としてβ2-MG),腎性糖尿,アミノ酸尿,代謝性アシドーシスなど
・多発骨折(腎性骨軟化症)
・☆歯牙のカドミウム輪(黄色環)
poisoning
卒試
国試
HirotoShishido
女性のDuchenne型筋ジストロフィー症
●Lyon現象
女性では父親由来の遺伝情報が発現した細胞は正常機能を持つが,母親由来の遺伝情報が発現した細胞は病的となる. という現象. 軽症ながら臨床症状を発症することがある.その場合,心筋障害を伴う例が多い.
neurology
国試
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CAG triplet diseases
Spinal and bulbar muscular atrophy (SBMA)
Machado-Joseph disease(SCA-3)SCA-6
SCA-1,2,7
Dentatorubral pallidoluysian atrophy (DRPLA)
Huntington disease
neurology
国試
HirotoShishido
胎児臍帯ヘルニア
妊娠初期に,胎児の腹部には臍帯ヘルニアを思わせる膨らみが観察される.胎生5週に臍輪の形成ができ,その臍輪から腸管が一時的に脱出する(☆生理的臍帯ヘルニア)。生理的臍帯ヘルニアは,☆妊娠8~10週頃にしばしば観察されるが,妊娠12週になると腹腔内に還納される。還納しなかった場合に起こるのが臍帯ヘルニアである.
OBGY
国試
HirotoShishido
尿崩症治療後の注意点
AVPに比べ作用時間が長く,昇圧作用もないため,第一選択薬として使用される.なお,治療により尿量が低下しても飲水習慣が持続して水過剰(水中毒)による低Na血症を来すことがある.このため,薬物治療開始後,☆1週間は毎日体重をチェックし,可能であれば血清Na値も適宜測定する.
endocrinology
国試
HirotoShishido
先天性難聴 検査
新生児聴覚スクリーニングで両側の難聴が疑われたらもう一度聴力評価を行う必要がある.また内耳・中耳奇形の有無を確認するために画像検査(側頭骨CTなど)が必要である.
ENT
国試
HirotoShishido
fixation and engagement
一般に,「児頭固定」は内診・外診などで,児頭を移動できない状態(内診指で児頭を押し上げることができない)で,station -2またはSp -2に相当し,「児頭嵌入」は児頭がさらに下降しstation 0またはSp 0(坐骨棘の高さまで先進部が下降)に達した状
OBGY
国試
HirotoShishido
couvelaire徴候
常位胎盤早期剝離では胎盤基底脱落膜内の出血により,子宮,胎盤のうっ血が起こる.重症の場合には,出血,組織変性,壊死が子宮漿膜まで広がり,子宮は黒い溢血斑を呈する.これをcouvelaire徴候という.このような症例では胎児胎盤娩出後に子宮収縮が不良となりやすく,弛緩出血をきたすことがある.
コメント
OBGY
国試
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子宮復古、子宮底
胎盤娩出後、子宮底は臍下☆2~3横指の位置にあるが,弛緩した骨盤底筋群の回復と膀胱の充満により徐々に上昇する。分娩後12時間には一時臍高にまで達するが,その後は徐々に下降し、1週間で腹壁から触れなくなり、産褥6~8週間で非妊娠時の子宮の大きさに戻る
OBGY
国試
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