横領罪の保護法益物(個別財産)の所有権および委託信任関係 刑法 Oct 25, 2023, 3:07 AM 1701628j
中止犯成立の要件(43条)①実行の着手
②結果の不発生
③「自己の意思」によること
④中止行為
⑤中止行為と結果不発生との間の因果関係 刑法 Feb 8, 2024, 10:27 AM 1701628j
不作為犯の実行行為性を認めるためには。
その判断方法は?不作為に実行行為性を認めるには、明確性原則や、処罰範囲の限定から作為との構成要件的同価値性が必要である。
かかる同価値性については、i作為義務ii作為の可能性、容易性で判断する。 刑法 Jan 19, 2024, 8:35 PM 1701628j
当該行為が「やむを得ずにした行為」(刑法36条1項)と言えるか。
(※判断基準の論証)正当防衛の場合、防衛者とその相手方とは「正対不正」の関係にあるから、必ずしも防衛行為が唯一の侵害を回避する方法であることは要求されないし、厳格な法益の権衡も要求されない。
したがって、反撃行為自体が防衛手段としての相当性を満たしていれば「やむを得ずにした行為」と言っていい。 刑法 Oct 18, 2023, 12:21 AM 1701628j
「やむを得ずした行為」を判断するときの具体的な検討事項武器対等性の原則を基本としつつも、攻撃者と防衛行為者の性別、年齢等を考慮して社会的に許容されると認められる行為であれば、結果的に過剰な結果をもたらしても、相当性を満たすと解する。 刑法 Oct 18, 2023, 12:23 AM 1701628j
間接正犯の意思で教唆犯を犯した場合の処理方法間接正犯と教唆犯とは他人を利用して法益侵害の結果を発生させる点に客観面で共通点があると認められ、間接正犯の故意は教唆犯の故意を含むともいうべきである。また、間接正犯は教唆犯よりも犯情の点で重い。
したがって、軽い教唆犯で処罰するべきである。 刑法 Oct 18, 2023, 8:19 AM 1701628j
死者の占有(論証)自ら被害者を殺害したものとの関係では、殺害から財物奪取までの一連の行為を全体的に観察し、生前の占有を侵害するものと評価することができる。 刑法 Oct 18, 2023, 8:15 AM 1701628j