🟠そのような範囲にあるか否かは、単に承諾が存在するだけではなく、承諾を得た動機、目的、身体傷害の手段、方法、損傷の部位、程度などを諸般の事情を照らし合わして決すべきである。 刑法 Oct 18, 2023, 1:34 AM 1701628j
不能犯になるかどうかの判断方法。(短文の論証)不能犯となるかは、一般人が認識しえた事情、および行為者が特に認識していた事情を基礎にして、一般人を基準に具体的危険の有無を判断するのが妥当である。 刑法 Oct 18, 2023, 6:15 AM 1701628j
横領罪の保護法益物(個別財産)の所有権および委託信任関係 刑法 Oct 25, 2023, 3:07 AM 1701628j
当該行為が「やむを得ずにした行為」(刑法36条1項)と言えるか。
(※判断基準の論証)正当防衛の場合、防衛者とその相手方とは「正対不正」の関係にあるから、必ずしも防衛行為が唯一の侵害を回避する方法であることは要求されないし、厳格な法益の権衡も要求されない。
したがって、反撃行為自体が防衛手段としての相当性を満たしていれば「やむを得ずにした行為」と言っていい。 刑法 Oct 18, 2023, 12:21 AM 1701628j
「やむを得ずした行為」を判断するときの具体的な検討事項武器対等性の原則を基本としつつも、攻撃者と防衛行為者の性別、年齢等を考慮して社会的に許容されると認められる行為であれば、結果的に過剰な結果をもたらしても、相当性を満たすと解する。 刑法 Oct 18, 2023, 12:23 AM 1701628j
遺棄(217)の意義
(※論証)
(不作為形態も含む?)217条の「遺棄」は作為形態である移置のみをさし、218条の「遺棄」は作為形態である移置のほか、不作為形態である置き去りをも含むものと解すべきである。 刑法 Oct 19, 2023, 8:57 PM 1701628j