① 乳幼児に発症する眼内悪性腫瘍である.30〜40%は常染色体優性遺伝.
② 一般的には片眼性で発症するが,遺伝性の場合は両眼性が多い.
③ 生後1〜2年の間に白色瞳孔(黒内障性猫眼:瞳孔が黄白色に光る)で発見されることが多く,放置すると2〜3年で死亡する.
⑩ X線やCT,エコーにて☆石灰化像を認める
⑫ 早期に発見され腫瘍が小さい場合には,保存的治療(光凝固,冷凍凝固,放射線療法,化学療法など)が第一選択である.
⑬ 進行例では,片眼の場合,眼球摘出する.両眼の場合は,重症な方の眼を摘出し,もう一方の眼は保存的治療に努める