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hereditary spastic paraplegia
遺伝性痙性対麻痺
緩徐進行性の両下肢の痙縮を呈する遺伝性疾患
両側錐体路障害(脊髄腫瘍,脊髄損傷,多発性硬化症,遺伝性痙性対麻痺など)では,痙性対麻痺で歩行時に膝関節の屈曲が少ない.足関節は内旋位をとり,つま先で地面をするように歩く
必修
neurology
HirotoShishido
介護保険第1号被保険者数と第2号被保険者数
第1号被保険者(65歳以上の人)は約3,440万人である(2016年度「介護保険事業状況報告」).
第2号被保険者(40歳以上65歳未満の医療保険加入者)は約4,200万人(2016年度の月平均値)であり,第2号被保険者の数が多い
必修
public health
HirotoShishido
労災保険制度『労働者災害補償保険法』の保険者、被保険者、保険料、労災認定
●労働者が労働災害(業務,通勤による負傷,疾病,障害,死亡)を受けた場合,労災補償の対象となる
●国が保険者,労働者が被保険者で強制加入,保険料は事業者が全額負担
●労災の認定は労働基準監督署長が行う(産業医ではない)
●負傷に起因する業務上疾病では,災害性腰痛が最多
必修
公衆衛生
public health
HirotoShishido
HELLP症候群の初発症状と診断
初発症状は上腹部痛,疲労感,悪心・嘔吐
(妊娠高血圧症候群を合併していることが多い)
血小板数10万/μL以下,LDH>600IU/L,AST>70IU/Lの三者を認めるとHELLP症候群と診断される
必修
OBGY
HirotoShishido
生活習慣病のリスクを高める飲酒量
食塩量
「健康日本21(第二次)」では、「生活習慣病のリスクを高める飲酒量」を、1日の平均純アルコール摂取量で男性40g、女性20g以上と定めている。(ビール350mLは,純アルコール換算で15g程度)
「日本人の食事摂取基準」(2015年版)では、ナトリウム(食塩相当量)の「目標量」は成人男性8.0g/日未満、女性7.0g/日未満
必修
public health
HirotoShishido
筋肉注射の穿刺部位
三角筋
不活化ワクチンの筋肉注射部位において最も選択しやすい注射部位
大腿四頭筋(外側広筋)
アナフィラキシーの際にアドレナリン筋肉注射部位として選択される.アドレナリンの吸収が最も早く血中濃度上昇も高い
中殿筋
中殿筋は上肢安静の保ちづらい小児の筋肉注射部位として考慮されうる.
必修
clinical skill
HirotoShishido
Basic and instrumental ADL
Basic ADL:自立した生活を営むために必要な身体的動作群.
Dressing, Eating, Ambulating, Toileting, Hygiene
Instrumental ADL:ADLの概念を,自立した生活を営むための複雑かつ広汎な動作まで広げたもの.
Shopping, Housekeeping, Accounting, Food preparation, Transport
必修
geriatrics
public health
HirotoShishido
小児のエネルギー量
体重(kg) → 1日エネルギー量(kcal)
〜10 → 100×〔体重(kg)〕
10〜20 → 1,000+〔体重(kg)-10〕×50
20〜 → 1,500+〔体重(kg)-20〕×20
必修
pediatrics
HirotoShishido
腹部診察 波動と浸水音
波動(fluid wave test) は腹水がある場合に,叩打の衝撃が腹水を介して対側に伝わる所見である.幽門狭窄やイレウスにおいて聴取される振水音と混同しないよう注意する.
振水音(succession splash) は心窩部に聴診器を当てて腹部を揺らした際に聴取される,水がチャプチャプと跳ねる音である.風船に空気と水を入れて振った時の音であり,閉塞し拡張した消化管に液体と空気が混在する所見である.
腹腔内に液体のみ貯留している腹水の場合は振水音を聴取することはない.
必修
gastrointestinal
clinical skill
HirotoShishido
遅発一過性徐脈
胎児低酸素血症による。
妊娠高血圧症候群、常位胎盤早期剥離、糖尿病合併妊娠で見られる。
血圧下がり始めから最下点まで30s以上。
子宮収縮の最高点に遅れて徐脈最下点。
必修
OBGY
HirotoShishido
経鼻胃管の位置確認
禁忌、頸部の傾き、鼻腔から先端までの距離
Nasogastric (NG) tube
位置確認は複数の方法で行うことが重要で,患者が発声できること,胃管から胃内容物が引けること,などを確認した後にX線写真によりチューブ先端の位置を最終確認する
イレウス,難治性下痢や消化管出血
頸部はやや前屈し顔を前方に突き出した「匂いを嗅ぐ体位(sniffing position)」をとる.
標準的な体格の成人男性では鼻腔から食道胃接合部までは40~45cmである.また,胃管先端から約10cmの間に複数の側孔がつけられているため,最も効率的に胃内容物のドレナージを行うには50~55cmほどの深さまで挿入する
必修
clinical skill
HirotoShishido
selectivity index
●蛋白尿の選択性は腎糸球体基底膜での分子量の異なる蛋白の透過性を示す.
selectivity index=IgGのクリアランス/トランスフェリンのクリアランス
SI<0.2➡高選択性(高分子蛋白は透過させにくい,IgGクリアランス↓)
SI≧0.2➡低選択性(高分子蛋白も透過させる,IgGクリアランス↑)
●選択性の高いもの➡微小変化型ネフローゼ症候群
●選択性の低いもの➡微小変化型ネフローゼ症候群以外
必修
renal
国試直前
HirotoShishido
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